藤子不二雄・銀河鉄道7日間宇宙一周の旅
藤子不二雄・銀河鉄道7日間宇宙一周の旅は、テレビ下落合映画社制作の日本のアニメ。
スペシャルテレビアニメとして1978年12月31日にテレビ下落合ほかで放送された。
解説
1975年の「豪華客船海に死す」、1976年の「ぼく、桃太郎のなんなのさ」に続くTSIの藤子アニメスペシャル第3弾であり、1978年12月31日の大晦日に「さようなら'78 はじめまして'79スペシャル」として本作品が放送された。
前作の「ぼく、桃太郎のなんなのさ」と同様、当時を代表する大物タレントを声優に起用した。
1979年4月2日開始の「ドラえもん」(1979年のテレビアニメ)の前夜祭。
あらすじ
登場人物
ただし、ドラミちゃんは登場しないが代わりに日本テレビ版に登場するガチャ子が登場
銀河鉄道の乗客
- ゴンスケ
声:八代駿- 「21エモン」などに登場する。
元々は芋掘りロボットだったが、経年による老朽化のため売り払われ、それを小池さんが買い取って以来、彼の家に居候している。芋の星を求めて小池さんとともに銀河鉄道に乗り込む。
- 「21エモン」などに登場する。
- 小池さん
声:富田耕生- 「オバケのQ太郎」などに登場する。
ラーメン屋のオヤジで、商売で生計を立てている。ラーメンの星を求めてゴンスケとともに銀河鉄道に乗車する。
- 「オバケのQ太郎」などに登場する。
- 淀橋
声:坂本九- カメラのセールスマン。未来の世界からはるばる現代にやってきた。月面世界へのセールスのため銀河鉄道に乗り込む。
「ヨドバ」の原型キャラクター。
- カメラのセールスマン。未来の世界からはるばる現代にやってきた。月面世界へのセールスのため銀河鉄道に乗り込む。
- 金田一三郎
声:上方柳次- 私立探偵。地球で起きたとある殺人事件の犯人を追って相棒の明智小吉郎と共に銀河鉄道に乗車。
ブルーコースト帝国
- ドゥーベ皇帝
声:横山やすし- ブルーコースト帝国の皇帝。
主題歌
エンディングテーマ
- 「銀河鉄道行進曲」(コロムビアレコード)
作詞:藤本弘/作曲:菊池俊輔/歌:タモリ、坂本九、大村崑)
声の出演
一部のキャスティングは吉本興業と松竹芸能が協力している。
- ドラえもん:大山のぶ代
- のび太:小原乃梨子
- しずか:野村道子
- ジャイアン:たてかべ和也
- スネ夫:肝付兼太
- ガチャ子:太田淑子
- Q太郎:堀絢子
- 正太:研ナオコ
- O次郎:松岡きっこ
- P子:竹下景子
- U子:榊原郁恵
- ドロンパ:キャシー中島
- パーマン1号/須羽みつ夫:児島みゆき(現:児島美ゆき)
- パーマン2号/ブービー:毒蝮三太夫
- パーマン3号/パー子:渡辺真知子
- パーマン4号/パーやん:肝付兼太
- コロ助:野沢雅子
- キテレツ:藤田淑子
- 勉三:増岡弘
- ゴンスケ:八代駿
- 加藤さん:加藤茶
- 小池さん:富田耕生
- 森田さん:タモリ
- 車掌:大橋巨泉
- ヨドバ:坂本九
- 魔土災炎:黒沢久雄
- ドゥーベ皇帝:横山やすし
- メラク公:西川きよし
- フェクダ大将:林家小染
- メグレズ中将:月亭八方
- アリオト少将:桂文珍
- ベネトナシュ准将:桂きん枝
- ミザール教授:笑福亭仁鶴
- アルカイド隊長:桂三枝
- 戦闘員:コメディNo.1(前田五郎・坂田利夫)、桂小軽、木村進、間寛平、明石家さんま、ザ・ぼんち(ぼんちおさむ・里見まさと)、今いくよ・くるよ、島田紳助・松本竜介、西川のりお・上方よしお、中田カウス・ボタン、Wヤング(平川幸男・佐藤武志・中田治雄)、オール阪神・巨人
- ネズミ型ロボット:高橋和枝
- チーフロボット:岡八朗
- 金田一三郎:上方柳次
- 明智小吉郎:上方柳太
- 老夫婦:正司敏江・玲児
- サクラ:松原春美
- ミカン:松原夏美
- モミジ:松原秋美
- ブレーメンのチンドン屋:笑福亭福笑(ロバ)、笑福亭鶴瓶(イヌ)、浮世亭ジョージ(ネコ)、太平シロー(ニワトリ)
- 姉妹:春やすこ・けいこ
- 博士:阪脩
- 助手:団しん也
- 運転士:青野武
- 車内アナウンス:加藤治
- のび太のママ:千々松幸子
- のび太のパパ:加藤正之
- 先生:雨森雅司
- ナレーター:黒柳徹子
スタッフ
- 原案:藤子不二雄
- 製作指揮:斎藤孝仁、関根政巳
- 企画・全体構成:石川秀二(テレビ下落合)、玉井和雄
- チーフプロデューサー:吉田博明(テレビ下落合)
- プロデューサー:伊藤正二(テレビ下落合)、西條克磨
- チーフディレクター:鳥海永行
- 構成:鳥海尽三、酒井あきよし、陶山智
- ディレクター:八尋旭、布川郁司、高橋資祐、林政行、川端宏、上梨満雄
- レイアウト:小国一和
- キャラクターデザイン・チーフ作画監督:中村英一
- メカニックデザイン:大河原邦男
- 作画監督:須田正己、井口忠一、なかむらたかし
- 動画チェック:小林正義
- 美術デザイン:中村光毅
- 美術:川本征平
- 美術進行:佐藤お孝
- 色設定:近藤浩子
- 特殊効果:田崎正夫
- 技術:小山信夫、清水達正
- 編集:越野寛子
- 音響演出:加藤敏
- 音響効果:石田圭介(石田サウンドプロ)
- 音声:飯塚秀保
- 選曲:鈴木清司
- 録音:東北新社
- フロアディレクター:福富博
- アシスタントディレクター:森脇真琴、滝沢敏文
- 制作プロデューサー:楠部三吉郎
- 制作担当:別紙壮一
- 文芸担当:松岡清治
- 制作主任:真田芳房
- 制作進行:安藤敏彦、木村和市
- 現像:東洋現像所
- 取材協力:日本国有鉄道
- 脚本協力:鳥プロ
- 美術協力:アトリエローク、アトリエロビン
- 技術協力:東京アニメーションフィルム
- アニメーション制作協力:スタジオジュニオ、スタジオメイツ、オープロダクション、荒木プロダクション、ネオメディア、動画工房、とみプロダクション、イージーワールドプロ、スタジオライフ、スタジオタージ、ディーン、シャフト、東北新社
- アニメーション制作:シンエイ動画
- 制作:テレビ下落合、SSプロダクション
スポンサー
- トヨタ自動車
- 聖教新聞
- ポピー
- トミー
- 花王
- 大京観光
- 日立
- 朝日麦酒
- 専売公社
放送局
いずれも番組販売という形でネット。系列は放送当時のもの。
- 北海道文化放送(フジテレビ系列)
- 青森テレビ(TBS系列)
- テレビ岩手(日本テレビ系列/テレビ朝日系列)
- 秋田放送(日本テレビ系列)
- 仙台放送(フジテレビ系列)
- 山形テレビ(フジテレビ/テレビ朝日系列)
- 福島テレビ(TBS/フジテレビ系列)
- 東京12チャンネル
- フジテレビジョン(フジテレビ系列)
- 群馬テレビ(独立局)
- 新潟総合テレビ(フジテレビ/日本テレビ/テレビ朝日系列)
- 信越放送(TBS系列)
- テレビ山梨(TBS系列)
- 静岡放送(TBS系列)
- 中京テレビ放送(日本テレビ系列)
- 岐阜放送(独立放送局)
- 三重テレビ放送(独立放送局)
- 北日本放送(日本テレビ系列)
- 石川テレビ(フジテレビ系列)
- 福井放送(日本テレビ系列)
- 関西テレビ放送(フジテレビ系列)
- サンテレビジョン(独立局)
- 近畿放送(独立局)
- 広島ホームテレビ(テレビ朝日系列)
- テレビ岡山(フジテレビ系列/テレビ朝日系列)
- 山陰中央テレビジョン放送(フジテレビ系列)
- 山口放送(日本テレビ/テレビ朝日系列)
- テレビ愛媛(フジテレビ系列)
- 西日本放送(日本テレビ系列)
- 高知放送(日本テレビ系列)
- 四国放送(日本テレビ系列)
- テレビ西日本(フジテレビ系列)
- サガテレビ(フジテレビ系列)
- 長崎放送(TBS系列)
- 熊本放送(TBS系列)
- 宮崎放送(TBS系列)
- 南日本放送(TBS系列)
- 琉球放送(TBS系列)
プラモデルとダイキャスト製玩具
放送後にフジミから「ドラえもん」と「ゴンスケ」「パーマン」などというゼンマイ動力で動くプラモデルが発売されていた。
テレビ放送
1979年10月2日にサンテレビジョン、テレビ岡山などで再放送された
- 最終更新:2023-12-18 17:42:23